風邪をひいたわけでもないのにくしゃみや鼻水がひどいのは、ハウスダストが原因かもしれません。
目に見えないハウスダストは、病気の原因となることもあります。
ハウスダストのアレルギー症状とはどういうものか、原因や対策をまとめていきます。
賃貸物件でも注意!ハウスダストでアレルギーになる原因と症状
ハウスダストのアレルギーになる主な原因は、部屋の汚れです。
ダニや髪の毛、カビや花粉によって、アレルギー症状が出ると考えられています。
ダニは布団やじゅうたんなどに潜んでいて、新築の賃貸物件でも落ちているホコリなどをエサにして繁殖する可能性があるのです。
ダニの死骸やフンも、大量に増えることでアレルギーの原因になることがあります。
髪の毛やペットの毛、フケなどもハウスダストによるアレルギーの原因になります。
髪の毛などはダニのエサにもなるため、放置しておくとダニが繁殖してアレルギー症状悪化の原因になる可能性もあるでしょう。
水回りで気をつけたいのは、カビや細菌です。
カビの胞子が大量に発生すると、空気中にも大量に浮遊します。
カビの胞子を空気と一緒に大量に吸い込んでしまうことで、アレルギーの原因となります。
では、ハウスダストのアレルギーには、どのような症状があるのでしょうか?
軽度なアレルギーなら、ときどきくしゃみや鼻水が出る程度です。
しかし、そのまま放置してアレルギー原因物質が体内に入ると、アレルギー性鼻炎を引き起こすことがあります。
アレルギー性鼻炎になると、発作のようなくしゃみや、ひどい鼻水・鼻づまりの症状が出るでしょう。
その他の症状には、目が充血してかゆくなるアレルギー性結膜炎や、皮膚が赤く腫れるアトピー性皮膚炎、子供に症状が出ることが多い気管支喘息などの症状があります。
ハウスダストアレルギーは危険!賃貸物件でもできる対策を紹介!
ハウスダストが原因のアレルギーは、重症化するものもあります。
どのような対策をするといいのか、チェックしておきましょう。
ハウスダストは、こまめに掃除をすることで減らすことができます。
布団やじゅうたん掃除してダニの繁殖を防ぎ、ダニのエサとなるホコリも取り除きましょう。
ペットの抜け毛が減るように、こまめにブラッシングするのもおすすめです。
ダニやカビの繁殖を防ぐために風通しをよくして、室温や湿度に気をつける必要もあります。
築年数が古い賃貸物件の場合、ホコリがたまりやすくなっていることもあります。
ハウスダストがひどい場合は、大家さんに相談をするのもいいでしょう。