掃除機をこまめにかけているという家でも、汚れが目立つまで意外と放置してしまうのが、壁の汚れではないでしょうか?
水はねや油はねの汚れなど、壁の汚れは気になり始めると止まりませんよね。
今回は、賃貸物件にお住まいの方にもおすすめの壁や壁紙の掃除方法について、ご紹介していきます。
まずはチェック!壁が汚れてしまった原因は何?
お掃除が好きな方も苦手な方も、おそらく日常的にしている掃除機による床掃除。
しかし、定期的に壁や天井のお掃除をしているという方はごく少数なのではないでしょうか?
壁についた汚れを放置してしまうとシミとして残ってしまう可能性もありますし、場所によってはカビのもととなってしまうこともあります。
まず見極めたいのは、壁についてしまった汚れの正体。
よく開け閉めするドア付近の壁・キッチンの壁・子ども部屋の壁などは、手垢・皮脂などが原因となっていたり、キッチンや浴室などの水回りの壁の汚れは油汚れや水はねが原因かもしれません。
これらの汚れは栄養分が多いためカビが繁殖するおそれもあるので、できるだけ早めのお掃除を心がけるようにしましょう。
また、家の中で煙草を吸うご家庭では、自分が気がつかないうちに相当のヤニ汚れがついている可能性も。
快適な暮らしのためにも、大掃除の時期に壁のお手入れをするのもおすすめですよ。
賃貸物件でも安心!壁に傷をつけずにお掃除する方法
本格的な壁のお掃除をする前にチェックしたいのが、壁と壁紙の種類。
ビニールクロスや汚れが落ちやすい特殊なコーティングがされた壁紙は強めのクリーニング液を使っても問題のないことが多いですが、凹凸のある壁紙や模様のある壁紙、昔ながらの砂壁などの場合は、お掃除の時に注意が必要です。
水分などを使って汚れを落とす場合は、まずは壁の目立たないところで試してみてからお掃除をはじめると安心です。
例えば、子どもがしてしまった落書き汚れの場合。
除光液やクレンジングオイルなどできれいに落とせることもあります。
手垢汚れや皮脂汚れなどは、柔らかい布に台所用の中性洗剤を数滴ふくませてから拭いてみましょう。
いずれの場合も、ごしごしと強くこするのはNG。
布を同じ方向にすべらせ、力を入れすぎずに優しく拭くことを忘れないようにしましょう。
中性洗剤でも落ちないしつこい汚れには、重曹を混ぜた水がおすすめ。
水拭き掃除後には、水分が壁紙に残らないように、しっかりと乾拭きで仕上げるのがポイントです。