賃貸物件のお風呂は追い焚きできないタイプのものが多いからこそ、お風呂に追い焚き設備がある賃貸物件は注目を集めます。
今回はそんな「追い焚き設備つきの賃貸物件」を選ぶことのメリットや注意点・デメリットについてお話しします!
追い焚き設備がある賃貸物件を借りることのメリット
お風呂に追い焚き設備がある賃貸物件を借りることの最大のメリットは「お風呂の利便性と快適性が高まる」ということですね。
たとえばカップル世帯やファミリー世帯の場合、追い焚き設備がないお風呂だとあとに入る人はぬるいお湯に入ることになり、適温にするために足し湯をするのもかなり面倒です。
また、一人暮らしであっても「寒い季節にゆっくり湯船で温まりたいと思ったが、追い焚き機能がついていないとお湯がぬるくなるばかりで困る」という事態になってしまいます。
追い焚き設備があれば、家族やパートナーが時間差でお風呂に入ってもしっかり温まれますし、寒い季節でも湯温が下がれば追い焚きをすればいいだけで非常に楽です。
ちなみに、追い焚き設備があることのメリットとして「翌日もお湯を使いまわして水道代を節約できる」という点もあげられますが、これには落とし穴もあります。
暑い季節は雑菌の繁殖やヌメリが気になりますし、寒い季節は「冷たい水となってしまった状態から沸かし直す」ためのガス代が、意外とかかってしまうからです。
追い焚き設備がある賃貸物件を借りることの注意点とデメリット
お風呂に追い焚き設備がある賃貸物件を借りることの注意点としては「そもそも追い焚きを必要としない人にはムダな設備」というのがあげられます。
たとえば「シャワー入浴ばかり」「一人暮らしで、湯船に浸かるとしても短時間」という人にとって、追い焚き設備はあまり役に立ちません。
ほかにも、追い焚き設備のある賃貸物件の注意点やデメリットとしては「家賃が高めの物件が多い」「浴槽だけでなく風呂釜も定期的に掃除が必要」「入浴剤は基本的に使用NG」などといったものがあげられます。
「そもそも自分にとって追い焚き設備は役立つ設備なのか、家賃や掃除、入浴剤NGなどのデメリットを考慮してもメリットのほうが大きいと思えるか」という点をしっかり考えて、追い焚き設備付きの賃貸物件を選ぶかどうか決めましょう。