賃貸物件に入居したら早々に取りつけたいのがカーテンです。
しかし、どのようなカーテンをつければよいのかよくわからず、カーテン選びの時点で迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は賃貸物件のカーテンの種類と選び方のポイントを解説したうえで、カーテンのサイズの適切な測り方についても解説します。
賃貸物件のカーテンの種類と選び方のポイントとは?
賃貸物件に使えるカーテンには、いくつかの種類があります。
おもな種類としては、以下の3種類が挙げられます。
1.ドレープカーテン
カーテンを左右に開閉する、もっともオーソドックスなタイプです。
基本的にはほぼすべての窓に使えるので迷った場合はこのドレープカーテンを選んでおけば大丈夫でしょう。
色柄の選択肢が豊富なだけでなく、紫外線カットや遮光・遮音など機能性を高めたものについても選択肢が豊富なのが魅力です。
2.ロールスクリーンカーテン
布地を巻き上げる、下ろす、という形で開閉するタイプのカーテンです。
ドレープカーテンよりもスッキリとした見た目で、下ろす長さの調節も容易です。
スリット窓などの細長い窓や天窓にも適していますが、カーテンレールに取りつけられないタイプのロールスクリーンカーテンも多く、これは賃貸物件では取り付けられないので設置方法には注意が必要です。
3.ブラインドカーテン
羽根の角度を動かすことで光の入り方を細かく調節する「調光」ができるタイプのカーテンです。
風通しの能力は他のカーテンよりも優れていますが、遮光・遮音などの性能はあまり高くありません。
心地よい風通しが求められ、ワイワイにぎやかに過ごしても問題ないリビングなどに使うのがおすすめです。
こちらもロールスクリーンカーテンと同様に、カーテンレールに取りつけられるタイプのものを選ぶ必要があります。
賃貸物件のカーテンは選び方だけでなくサイズの測り方にも注意!
賃貸物件のカーテンの種類の選び方は窓の種類によって異なりますが、実はサイズの測り方も窓の種類によって異なります。
カーテンの横幅についてはカーテンレールの幅に合わせれば問題ありませんが、問題は長さです。
人間の腰くらいの高さにある窓、いわゆる腰高窓(腰窓)の場合は、窓枠の下からさらに15~20cmほどの長さを確保しましょう。
腰高窓につけるカーテンの長さがこれより短いと、下側から光が入りまぶしく感じてしまいます。
逆に、窓枠がギリギリ下まである掃き出し窓の場合は、カーテンの裾が床についてしまわないように、床から1~2cm上ぐらいまでの長さにしておくのがおすすめですよ。