パワースポットとは、大地からエネルギーが溢れ出すと言われる場所で、訪れることでご利益が期待できるとされています。
大阪市中央区には、パワースポットと呼ばれる「豊國神社」「御霊神社」があります。
今回は、パワースポットと呼ばれている2つの神社についてご紹介します。
大阪市中央区にあるパワースポットと呼ばれる「豊國神社」とは?
豊國神社の歴史
豊國神社は、豊臣秀吉公、豊臣秀頼公、豊臣秀長公が祀られている神社で、明治天皇が国家のために功労を残した豊臣秀吉公を、奉祀するよう仰せになったことから建立された神社です。
明治6年に、京都の阿弥院峯墓前の本社として社殿が造営され、明治13年大阪の中之島字山崎の鼻に、別格官幣社豊國神社の別社として創立されました。
大正元年には府立図書館西側の公園内に移転、昭和36年には市庁舎の増築にあたって大阪城内に奉遷されています。
大阪城跡は、石山本願寺の宗徒が11年間織田信長公の猛攻に対抗し続けた場所で、その結果織田信長公が攻略をあきらめ和睦を結んだと言われています。
豊臣秀吉公はこの地を要害堅固な土地であるとし、居城を築いたということから、御祭神に縁が深く奉祀するのに最適な神域とされました。
豊國神社のご利益
足軽出身の豊臣秀吉公が、織田信長公に仕えた後、天下統一まで成し遂げたことから、豊國神社には以下のご利益があると言われ人気を集めています。
●仕事運・就職・転職・出世開運・商売繁盛・必勝祈願・会社隆昌
大阪市中央区にあるパワースポットと呼ばれる「御霊神社」とは?
御霊神社の歴史
御霊神社は、平安時代の文徳天皇実録によると、八十嶋祭の祭場に建てられた圓神祠が始まりとされています。
1590年、鹿野藩初代藩主の亀井茲矩が、邸宅の一部を寄進して圓江神社を遷宮します。
このときに、邸宅に祀られていた源正霊神と八幡神社を合祀し、後年に圓御霊と改称されました。
寛文年中に御霊神社へ改称、1696年に御霊大明神を贈号され、1753年に正一位の神階を授けられました。
御霊神社のご利益
浪速の氏神として、古来、開拓、治水、生産、商業、文化、生命、厄病平癒、生活、交通、安産のご利益があるとされています。
なかでも、厄除け、縁結び、諸事円満成就、開運招福、商売繁盛、夫婦円満、子孫繁栄の神様として、尊崇を受けています。
また、本殿北側にあるクスノキは、戦時中空襲にあったにもかかわらず、唯一焦げた状態から再生したことから、肌守りの木と呼ばれています。
当時は、お参りした方のやけどが回復したとの言い伝えもあり、今でも拝むと肌に良いとされています。
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